メニュー

ブログ

建築探訪 岡山編②

2022.10.15 カテゴリ:

前回からだいぶ空いてしまいましたが・・・岡山からの続きです。

岡山で1泊した後は、バウムスタイルアーキテクトさんの『 三原久井の家 』を「見せていただけるということで広島へと向かいました。

田園風景の広がるのどかで広さのある敷地に建つ平屋建ての住宅。
のどかな田園風景と山の緑が望めるような、家族の集う場のある住宅を考えた。
とHPに説明があるように、のどかな田園風景の広がる中溶け込むようにその住宅は建っていました。

バウムスタイルアーキテクト 『 三原久井の家 』
ウッドデッキで
ダイニングから

室内のどこにいても、外部空間とのつながりがとても気持ちよくついつい長居させていただきました。造作家具の設えや、木製建具などの使い方もとてもきれいでたくさん勉強させていただきました。クライアントのご主人様有難うございました。

『 三原久井の家 』 を後にし向かうは尾道。
目的は、「LOG」世界的建築集団スタジオ・ムンバイが手掛けたLOG(複合施設)の見学です。

昭和38年・千光寺山の中腹、先進的な山の手のアパートメントとして、「新道アパート」は誕生しました。歴史や文化の面影が色濃く残るこの場所で、人々の営みをあたたかく見つめてきたアパートメントは、その温もりを残しつつ 「LOG (ログ)– Lantern Onomichi Garden- 」として生まれ変わり、尾道 山の手にあかりを灯します。
LOGは、この土地で暮らす人々とまちを散策する人々が交差する場所。千光寺へ続く坂の途中、尾道のまちを見渡す旅の宿として、カフェや庭を自由に楽しめる公園として、朝から日暮れまで思い思いにお過ごしください。 がコンセプトとなっているようです。

尾道

この家たちはどうやって建てたのか?そればかりが気になるほど、道幅も狭く勾配もきつい坂が続きます。
建物はどれも風情があり、昭和の時代にタイムスリップしたかのような気分にしてくれます。

LOG入口

長い坂を上り、下った先にLOGはあります。
門構えからして趣があります。

中に入ると異国情緒たっぷりの半屋外空間が迎えてくれます。
無機質に感じられるRC造もスタジオ ムンバイの手に掛かるとこうも変わるものなのかとひたすら関心しかありませんでした。

施設内のカフェ。色合いや素材、配置がどれも絶妙でした。
体によさそうな手作りのジンジャエールをいただき、次の目的地へと向かいます。

次の目的地は 香川県三豊市仁尾町。
昔ながらの趣きが残るこの町に、溶け込むようにして佇む1つの建物があります。

建築家・堀部安嗣が手掛ける、讃岐緑想。
この土地の風土と等身大の暮らしを受けとめる、泊まる住宅を体験させていただきに行ってきました。

これもまた長くなってしますのでまた次回。

こなから建築工房 藤岡


関連記事
この記事をシェア