建築探訪　新潟編

2022.07.15　カテゴリ：日記

4月に木ごころの会（工務店仲間の会）で新潟の『暮らしの工房』さんにお伺いさせていただきました。

木ごころの会は、建築家伊礼智さんの設計スクールで出会った仲間たちです。
『暮らしの工房』岡沢さんは私より一足早く独立しておりずっと目標にさせていただいております。

今回、岡沢さんのご自宅がリクシルメンバーズコンテスト２０２１　大賞を受賞したということで、お祝いとそのご自宅を見せていただくということで、3年振りにみんなで集まりました。

まずは完成したての『サクラと水辺の住まい』を見学させていただきました。

軒を低く抑えた板張りの外観は周りの風景を壊すことなく、ひっそりとそれでいてしっかりと存在感を感じさせる住宅となっております。
また造園と絡めた版築の壁の雰囲気がとても良かったです。毎日玄関に入るのが楽しくなりそうです。

中にはいると眼前に広がる水辺の景色と桜が来た人を楽しませます。
北側の風景は陽の光を受けた木々が正面から見れるので特に美しく見えますね。

2階リビングとなっており、最大限景色を楽しめる開口部が配置されていました。細部にまでこだわりを感じ、良い刺激をいただきました。

また、『サクラと水辺の住まい』が日本エコハウス大賞　新築部門にノミネートされたそうです、おめでとうございます！

そのあと岡沢さんのご自宅である『風景と暮らす池畔の家』を拝見させていただきました。

杉板の外壁が良い感じに色が落ちています。こちらもまた主張せずに風景に良く溶け込んでいます。

間取りも各場所に居心地の良い場所がしっかりと作られていて、どこにいても席を立ちたくなくなる力強さを感じました。詳しくは上記リンクからご覧になってみてください。

2日目は金沢に出て、『谷口吉郎・吉生記念金沢建築館』『鈴木大拙館』を見学し、建築尽くしの2日間となりました。

このコロナでなかなか外出できずに、インプットすることが出来ませんでしたが、今回の見学を次の住宅につなげていきたいと思います。

今回アテンドしてくれた暮らしの工房　岡沢さんをはじめ、同行した皆様有難うございました！
今回同行したメンバーです。

こなから建築工房　藤岡