東京都清瀬市『坂の上の小さな家』完成しました！

こなから建築工房の新事務所となる『坂の上の小さな家』が先日完成いたしました。

『坂の上の小さな家』の計画地は１４坪の狭小地、変形地、崖地の３拍子揃った誰も見向きもしない土地でした。
こんな土地でも快適で素敵な家が建つということを分かっていただきたくて、購入した土地でした。

しかし、本当に工事が大変でした（笑）
計画地は西部池袋線『秋津駅』への経路となっており、ひっきりなしに歩行者と自転車が通ります。
そのため道路に作業者を停めて作業する際は、道路使用許可の取得と警備員さんの配置が必須となります。
完成までに何度の許可を取り、通行中の方々に御迷惑をお掛けしたことか・・・思い出すと胃が痛みます・・・

そんな大変な工事もやっと終わり、完成いたしました。

無垢杉板の外壁と自然石を使った造園（園三さん）、通る人々が季節の移り変わりを楽しめる景観になったと思います。
いつも造園は当社で行っているのですが、園三さんの自然石を使った造園がとても素敵でお願いいたしました。

内部も埼玉県産材『西川材』を使った床や、吉野杉を使った天井、漆喰の壁など素材もこだわりました。
また狭小住宅ですが、薪ストーブも入っております。

家具は今回鴻巣にあるハオアンドメイさんにラウンドテーブルと椅子を一脚お願いいたしました。
ハオアンドメイ傍島さんにご紹介いただいた白雨さんの三日月チェア、Yチェアなど普段のこなからとはまた少し違う趣となっております。

そんなこだわりのたくさん詰まった新事務所『坂の上の小さな家』、ご興味あれば是非遊びにいらしてください。

こなから建築工房　藤岡