紬ゆく家

カテゴリ：新築

performance

住宅性能評価：設計性能評価・建設性能評価 / 耐震等級3（許容応力度計算による） / 劣化対策3・省エネルギー対策等級4 / UA値0.48W/㎡K / C値0.17c㎡/㎡ / HEAT20（ヒート20）G1グレード

建設地は飯能市、閑静な区画整理地の住宅街となります。南には畑が広がり、富士山も望めます。一階は南側の眺望が望めるよう全面開口。冬には暖かな日差しを取り込み、夜は薪ストーブで暖を取ります。夏には木陰が出来るよう植栽を計画。大きなウッドデッキが活躍してくれそうです。二階は子供たちの将来を見据え、可変可能なように計画。ご夫婦の趣味の楽器スペースも設置。吹き抜けを回遊できるように計画したので、子供もぐるぐる回れます。

外壁はご主人自ら手掛けるガルバリウム鋼板横葺き。一部に杉の南京下見板張り。構造は栃木市のヒノキを使用し、床材は西川材、杉無垢板を使用しています。カウンター材にも杉無垢材を使用しております。ご夫婦と初めてお会いしたのが、令和２年の７月でした。その後、事務所や見学会にいらしていただきその年の１０月にお申込みをいただきました。ご主人が板金をやられており、ご自身でお付き合いのある会社がある中全くお付き合いのなかった当社に決めていただいたのがとても嬉しく思ったのを今でも鮮明に覚えております。初めてお会いしてからおおよそ３年ほどお待たせいたしましたが、お二人にとても馴染んだかわいらしいお宅になったのではないかと思っております。『紬ゆく家』の名前は糸をつむぐから。人と家と家族とつむぐ様に成長していくという想いを込めて、ご夫婦が名前をつけてくれました。

一緒に選ばせていただいた家具や植栽もとても良い感じとなりました。ご主人にも家づくりにたくさん関わっていただき、屋根工事をはじめ、外壁のガルバ張り、植栽から外構の板張りまで行っていただきました。大変だったとは思いますが、良い思い出になっていただければ幸いです。こなからでは手に触れるもは全て天然素材にこだわっており、塗料も溶剤等一切使用いたしません。子供たちも小さいため本物の素材に触れ、本物をしる大人になっていただければと思い素材にもこだわっております。

断熱は完全外張り断熱で施工しており、暖冷房はルームエアコン1台で家全体をまかないます。許容応力度計算による構造増計算を基礎・躯体共におこなっております。耐震等級は最高等級3を許容応力度計算により確保。気密測定も実施し、0.17c㎡/㎡と高気密実証済みです。住む人にも家計や自然にも優しい家となっております。

仕様

構造：在来工法 / 柱・土台：栃木県産材ひのき / 梁：米松無垢材（一部集成材） / 外壁：ガルバリウム鋼板横葺き・一部板張り / サッシ：LIXIL EW（樹脂サッシ）トリプル / 外張り断熱材：壁・屋根カネライトフォームFX　50ｍｍ / 壁・屋根付加断熱：アクリアウール105ｍｍ / 基礎外：パフォームガード 50ｍｍ / 基礎内付加断熱：ネオマフォーム 20ｍｍ / 屋根：ガルバリウム鋼板縦ハゼ葺き / 内部：壁・天井　珪藻土クロス / 床：1F・西川材杉無垢板 2F・西川材杉無垢板無垢板 / 造作材：1F・杉無垢　2F・杉無垢 / 建具：すべて造作建具（シナ） / 床下暖房を採用